木尾士目の初期作品の話

恋愛物を描いてたって話は知ってたんですが、今日近所の本屋に寄った際に見つけ、ついつい購入。

陽炎日記 (アフタヌーンKC)

陽炎日記 (アフタヌーンKC)

四年生 (アフタヌーンKC)

四年生 (アフタヌーンKC)

絵が違うなーってのが第一印象。
しんみりとした感じで話が綴られるんですが、なんかやられたなぁ、と。
作者は意識したかどうか知りませんが、何となく内心を抉ってくる台詞が見受けられました。
こういった流れの話は何故か好きなんですよね。多分ヤサシイワタシか、ハネムーンサラダの影響が強いんだと思いますが。
きっとここまで考えて友達付き合い、女性との付き合いをしてる人って、そうはいないと思うんですが、言われて見ればそうなんじゃないかなー、と思ったりもします。
個人的にはこういう風にグダグダ考えたりもするので、結構共感できたりする部分がありました。ただ自分が変なだけなのかもしれませんけどね。


今は結構アップテンポに、青春してるよなー(いろんな意味で)って話を描いてますが、こんな時期もあったのかー、と思ったり。
ひぐちアサもありましたしね。こういった作品はあまりないので、個人的には大切にしていきたいなぁと思います。
五年生も買えれば買う予定。でもクロニクルとかもあるしなぁ。